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桜東ハンドボールクラブは,2015年にできた小学生のハンドボールクラブです。 Tri-C Ball Party (トリック・ボール・パーティ)を開催してます。 Coordination, ball Control, Communicationの頭文字三つ(Tri, トライ)でTri-C(ハイフンはよくわからずつけた)。 小学生・未就学児・そのお父さんお母さんを対象として,ストリートハンドボールやハンドボールを題材に、ボールの投げ方,走り方などを楽しく「練習」します。 「あ,なんかみんなでボール遊びやってる」って思った通りすがりの方,どうぞあがってって下さい。
ほめて伸ばす、の勘違い
試合で活躍した子は、ほめたくなります。
その子の活躍で逆転勝利でもしようものなら、大はしゃぎしたくなります。

とあるチームがある大会で優勝しました。
ですが大人に褒め称えられたのは活躍した子だけでした。
その光景を目の当たりにした時に感じた違和感が、このBlog記事で文章になってました。

褒めて伸ばす」という考え方、少し注意が必要です

本当に選手を育てることを目的としてるコーチは、特定の子だけを注意したり褒めたりしません。特定の子だけに特別な練習を課すとしたら、そのチームは(口ではなんと言おうと実態は)勝ちを「目的」としたチームです。

勝ちを目的とするのか、そうでないのかによって、褒め方は大きく変わります。
「結果を褒める」のか、「過程をほめる」のか、の違いです。

「すごいね」というか「がんばったね」というか。
同じように褒めてますが、全然意味が違うのです。

そして過程をほめるのは難しいです。子供をずっとみていないとならないからです。
ですので、過程をほめてくれる人は、相手にとってとても貴重な存在だと思うのです。


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ボールの投げ方の練習〜自然と出来るように
茨城のとある強豪小学生チームの監督と練習方法についてお話をしました。
毎年(強さに加えて本当の意味で)良いチームを作る監督ですが、その方でさえ「投げ方をどうやって教えるかは難しい」とのことでした。

野球のようにどんな子でもボールを握れ、また教則本も一杯あるのと違い、ハンドボールの投げ方の練習は体系化されているとは言えません。何回も投げていればなんとなく投げれるようにはなりますが、それが試合で使えるとは限りません。

ハンドボールの投げ方と野球、ドッジボールの投げ方、通づるところがありますが、大きく違いがあります。

それは、ハンドボールは投げるのを邪魔する人がいる、ということ。
なので、

・手をしっかり開いてボールを握る(手首をロックしない)
・素早く打点をあげる(腕をスイングさせない)
・位置を移動しながら投げる
・(筋力がついたら)コンパクトにヒジをつかって素早くスローする

などを考えてました。

そうしたら、デンマークかな?こんな練習がありました。
https://www.youtube.com/watch?v=fyYDIx8sYPQ

これなら自然に身に付きます。



(低学年)「パスだけ」「ラグビー状態」にならないために
低学年に初めてハンドボールの試合をさせるとき、コートを半分にしてドリブルやオーバーステップをナシにします。そうした方が楽しいからです。

当然、ラグビー状態になります。それではダメだと、ドリブルやオーバーステップを採用すると、全然ボールを運べなかったり、ゴールではなくパスする相手を探すゲームになってしまいます。

それだったらたとえラグビー状態でも、オーバーステップをなしにした方が運動量も多いし、自分で前を狙う、という癖がつくと思います。

ハンドボールっぽくするには結構簡単で、

「ボールを持っているときに相手にタッチされたら相手ボール」

というルールをつければ良いです。これだけで突破とパス、両方を意識します。
少しDFのレベルが上がって動けるようになったら「ボールにタッチされたら相手ボール」にすると一気にハンドボールっぽくなります。

なお、この練習は、狭いコートで有効です。念のため。
子どものころのスポーツの最悪な思い出
親として避けるべし:大学生アスリートに聞いた「子どものころのスポーツの最悪な思い出」

スポーツをする子の親は、必ず読むべしです。

私はコーチでもあり親でもあり、という立場だったのですが、出来るだけ家で競技の話はしませんでした。他の教え子に対して不公平、という意識も当然ありましたが、それ以上に、子どもの逃げ場を奪いたくなかったからです。

この記事と同じような話が、「家栽の人」でありましたね。こちらも必読。
怒鳴っても人は変わらない
「怒鳴っても人間は変わらない!」史上最悪の工場を変えたシンプルな教え

選手が指導者の思う通りに動いてくれないと、指導者は怒鳴る傾向があります。
私も良く怒鳴ります。

しばらく経ってからその選手にその時どう思ったか聞いてみたら

「指示には納得いかなかったけど、(私が)怒鳴ってるから言う通りにした」

でした。つまり、選手にしてみたら、怒鳴られてハイハイと動くのは「怒鳴られるのが嫌だから」です。

そして怒鳴られなくなると、自分から変化しようとすることをやめます。制御されることに慣れすぎているからです。厳しいチームで鍛えられたはずの選手が、目上の人の目がなくなった途端にだらけることがままあるのは、これかなと思います。

手法として「ほめる」「叱る」に「怒鳴る」が入ることも確かにあるでしょう。でも、相手を導きたいと思う人なら、必ず怒鳴ったあとの対象相手の行動をチェックするはずです。
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参加方法
  • 対象 小学生男女およびその家族(未就学児は保護者同伴で可)
  • 練習
    日曜日 並木小学校グラウンド
    不定期土曜日 桜南小学校体育館
  • 参加費 無料(寄付 1回 1-500円程度)
  • 参加方法 開催日ごとの参加票に入力の上、直接会場にお越しください。
  • 年間参加費
    1,000円/年(子供)、2,000円/年(大人)
    登録手数料 200円/件・家族
    ※スポーツ保険+雑費
プロフィール
HN:
Tri-C Ball Party
性別:
非公開
自己紹介:
2011年12月から茨城県つくば市並木地区で,ハンドボールを自由に出来る場を作ろうとする,その記録。

2012年に並木ハンドボールスクールと称して数回スクールを開催も諸事情で一旦休止、バーチャルクラブに。

2013年にみんなで自由にボール運動を出来る場を、と隔週で活動再開。徐々に参加者が増える。

そして2015年4月。

ついに「桜東ハンドボールクラブ」として,活動開始!

問い合わせ先
kyazaki001 (at) gmail.com

(at)をアットマークに。
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