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桜東ハンドボールクラブは,2015年にできた小学生のハンドボールクラブです。 Tri-C Ball Party (トリック・ボール・パーティ)を開催してます。 Coordination, ball Control, Communicationの頭文字三つ(Tri, トライ)でTri-C(ハイフンはよくわからずつけた)。 小学生・未就学児・そのお父さんお母さんを対象として,ストリートハンドボールやハンドボールを題材に、ボールの投げ方,走り方などを楽しく「練習」します。 「あ,なんかみんなでボール遊びやってる」って思った通りすがりの方,どうぞあがってって下さい。
2019県西大会
先日、関東大会予選の茨城県西大会が開催され、外部コーチをしている高校男女が県大会出場を決めました。特に、なかなか勝てず悔しい思いばかりしていた女子が公式戦で勝利しました。

中学受験勉強で小学生時代に運動する機会が少ない子が多いため、入学当初は動きがぎこちない子ばかりです。なので中学時代はほとんど勝てません。そうなるとモチベーションが保てなくなりがちなのですが、後期過程(=高校生)が活躍することで、希望がみえるんでしょう。

こちらも、その場、その代に変なプレイを仕込む必要がなく、じっくりと成長を見てあげることができます。刹那的な成績にとらわれず、「いつかこんなプレイができるように」と長期を見据えられるのがメリットでもあります。

まだまだ効果的な練習を提案できてはいないのが現状ですが、そんな中でも頑張ってくれた生徒たちに感謝です。
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六年間
先日、茨城県のインターハイ予選県大会が行われました。
私が外部コーチをしている中高一貫校は、県大会まで進みましたが、初戦で敗れてしまいました。

まあ、すでに県選抜状態の高校が男女ともあるので、どこの高校もほぼ間違いなくこの大会で終わります。終わるのが、1日のびるかどうか、という程度です。

6年前、たった一人だった初心者の男子部員。3年間ひたむきに頑張った結果、仲間が途中から次々と増えました。バスケや野球経験者だったので、からだもよく動き、投げる力も強く、何より熱意がありました。そのメンバーと一緒に地区予選を劇的に勝ち抜き、最後の県大会では、格上のチーム相手に接戦を繰り広げ、本当に全員が活躍しました。

6年前、ちょうど7人入った初心者の女子部員。全力で投げたボールの飛距離、最高で20m、最低9m。自分の足につまづいて骨折したり。その子達は、高校になって、公式戦でようやく勝利するようになり、そして最後には全国優勝したチームと戦い、なんとか3点をもぎ取りました。

彼ら彼女らは、今よりも更にこなれてない私の練習メニューを素直にこなしてきました。家でトレーニングしてきた子、練習の空き時間を見つけてひたむきに壁打ちをする子。ささやかなことができたら、一緒に喜びました。「高いパスをジャンプして捕れたね」とか、そんなレベルですけど。だから、試合では大抵ボロ負け。

ゴールデンエイジという言葉があり、小学校高学年の時期の運動神経が一生の運動神経になる、といわれてます。でもこれ、ネットで探した限り、科学的根拠が見当たらない。スキャモンの成長曲線は、サイズ・重量ベースでの評価で、機能ベースではありません。そんなあやふやな理論で、「この子達はどうせできるようにならないから、、」っていうのが本当にいやでした(単に指導者がゴールデンエイジを逃したって理由できちんと指導することを放棄してるんじゃないかな、って思いますが)。

客観的にみれば、他のチームだったらこの子達の多くは試合はおろか、練習でさえまともに参加させてもらえないかもしれなかったです。でも、幸いこの学校のこの部は、顧問の先生がとても良くて、生徒たちのチームで、生徒たちが主役でした。

戦績とは無縁で、ハンドの業界では全く評価されません。でも、6年もの歳月をかけ、彼ら・彼女らの力で「やった!」って試合でささやかに喜べたことが、この子達の中で大事な物になったらいいなあと思います。



これからも心から応援してます。
2016年はあたり年
外部コーチしている一貫校のハンド部に、新入部員が16名も入りました(男子12名、女子4名)。
正直、みんな運動をするタイプには見えず、動作もちょっとぎこちない。

でも、ハンドボールに挑戦してみたい、と入ってくれました。

正面に来たボールもキャッチできない、投げたボールがゴールまで届かない...そんな子達が、普通にからだを動かせるようになり、試合に挑戦できるようにまで成長していく様子が、とても楽しみです。

経験者ばかり揃ったチームとはまた違った楽しさがあります。

基本動作、対人動作、仲間との瞬間的なコミュニケーション。こういうのを一から教えます。
すると、どんどん吸収していって、一、二ヶ月くらいでそれっぽくなってきます。

でも、大会では、なかなかまともな試合になりません。パス回しの段階でミスをしたり、思い切り打ったつもりのシュートも弧を描いていたり。ハンドボールはコンタクトスポーツなので、体格差が歴然と出てしまうのです。本当になぎ倒されてしまうのです。

それでも、そんな子たちが悔しい思いばかりして、でもやめずに続けて過ごした3年後、ワクワクするようなプレイをみせてくれます。こんなことができるようになったんだって。

◯◯大会優勝、とかいうのとは無縁です。
でも、この上ない喜びです。勝つことでしか、味わえない喜びもありますが、こういう喜びもこの子たちとでしか、味わえないですね。



また、私自身もハンドボールのコーチを担当する団体が増えました。
現在は、高校2・中学2・小学生1・保育園1(チームか?)の団体のお手伝いをしています。

認知が広まって「スポーツやるならスイミングかサッカーか野球かバレーボールかなあ」というのに、「ハンドボール」も混ぜてもらえたらいいなあと思ってます。
つくばHC
この2016年4月に、茨城県内初の中学生のハンドボールクラブチーム「つくばハンドボールクラブ(つくばHC)」がつくば市で立ち上がります。

つくばHCはNPO法人つくばフットボールクラブ内のカテゴリーのひとつです。「なんでサッカーのクラブがハンドボールを?」って思うかもしれませんが、FCバルセロナだってハンドボールのチームを持ってますよ。

詳細はいずれ何らかの形で報道されますが、つくばHC発足の大きな意義は、「中学部活に頼らなくてもハンドボールが出来る環境ができた」ということです。ハンドボール部のある中学はすごく限られてますので、進学先の中学に部活がなければ諦めるか、無理して指定校を変更する、時には引っ越すなどするしかありませんでした。


「好きなスポーツを楽しめる「場」を作る」桜東HCの理念と近いものがあります。
興味のある方、ぜひ。


並木(男子)試合動画
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参加方法
  • 対象 小学生男女およびその家族(未就学児は保護者同伴で可)
  • 練習
    日曜日 並木小学校グラウンド
    不定期土曜日 桜南小学校体育館
  • 参加費 無料(寄付 1回 1-500円程度)
  • 参加方法 開催日ごとの参加票に入力の上、直接会場にお越しください。
  • 年間参加費
    1,000円/年(子供)、2,000円/年(大人)
    登録手数料 200円/件・家族
    ※スポーツ保険+雑費
プロフィール
HN:
Tri-C Ball Party
性別:
非公開
自己紹介:
2011年12月から茨城県つくば市並木地区で,ハンドボールを自由に出来る場を作ろうとする,その記録。

2012年に並木ハンドボールスクールと称して数回スクールを開催も諸事情で一旦休止、バーチャルクラブに。

2013年にみんなで自由にボール運動を出来る場を、と隔週で活動再開。徐々に参加者が増える。

そして2015年4月。

ついに「桜東ハンドボールクラブ」として,活動開始!

問い合わせ先
kyazaki001 (at) gmail.com

(at)をアットマークに。
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