桜東ハンドボールクラブは,2015年にできた小学生のハンドボールクラブです。
Tri-C Ball Party (トリック・ボール・パーティ)を開催してます。
Coordination, ball Control, Communicationの頭文字三つ(Tri, トライ)でTri-C(ハイフンはよくわからずつけた)。
小学生・未就学児・そのお父さんお母さんを対象として,ストリートハンドボールやハンドボールを題材に、ボールの投げ方,走り方などを楽しく「練習」します。
「あ,なんかみんなでボール遊びやってる」って思った通りすがりの方,どうぞあがってって下さい。
判断力とそれを実行するためのからだ作り
2015.01.19 Monday
先日,指導している中学にあるコーチが特別に指導に来て下さいました。大変な実績のある大物コーチです。色々と都合があったにも関わらず,一所懸命練習してる生徒のために時間を作っていただきました。
で,私自身10年以上小中高生(最近は未就学も)に指導をしていますが,この日の練習を終えて,本当に目からウロコなことばかりでした。一番おっしゃっていたことは「考えること」でした。それも,チームプレイではなく,個人プレイからです。
コーチがメニューの開始時に,あえて多くを言いません。最低限のルールとオーガナイズだけです。セオリーはこうだからに,というのは当然あるのですが,それも言いません。ずっと見守り,時に叱咤します。でも答えを容易くは言いません。例えば3mくらいの範囲内にいるDFをかわす練習があったとします。例えば,パサーからパスをもらう瞬間ずれるとか,間合いを外すとか,色々と基本があります。それも言いません。
私は以前から,「型が大事で,それを実践するからだ作りが大事で,それを実戦に昇華させるべき」と常時意識してました。それはそのコーチの考えと近いのかな,と思います。
違うのは,その型さえも,選手に判断させる,ということ。曰く,「どんな変な形でも,結果がよければいい」ということでした。ただ,その結果を出す為にはどうしたらいいか,全力で考えろ,ということです。そして,その考えを実行できるためのフィジカルをつけさせてあげる,ということでした。
そうですよね。型の美しさを競う競技ではないですよね。私は,フォーメーションを教えこみ過ぎたり,試合でシュートコースさえも指示したり,といった,考えをなくさせるような指導は嫌いです。でも私がここは教え込んでも良いと思っていた「型」さえも,時には教え過ぎに入る場合もあるんですね。
そして,中学生の年代には何をしたら良いのか,と質問したところ,意外にも「体作り」でした。中学生は成長期に入るため,一時的に不器用になります(クラムジーといいます)。そんな時期にあれこれ技術を教えてもよろしくない,とのことでした。それよりは,判断と体幹を鍛える方に時間を費やした方が良いそうです。そうすると後で一気に伸びる,とのことでした。
昔,小学生を教えていた時も,小学生の間に勝たせたい(中学でできないから)とか,小学生に判断は無理だ,とかいう思い込みでいました。でもそれはやはり長い目でみると「ある時期にしか身に付かないものを身につけさせず,その後成長するはずの子を成長させなくしてしまう」という,取り返しのつかないことになりかねないんですね。とりわけスローフォームとコーディネーションですね。
なお,スローフォームは固まってしまったらもう直さない方が良いそうです。3ヶ月くらい,実戦形式の試合なしでひたすら練習したら直るけど,試合をするとすぐ元に戻る,とのこと。つまり直すだけ無駄だそうです。それよりも,そのスローフォームでどうやったらシュートまでいけるか,そちらを練習すべき,とのことでした。
私が今まで考えていたことと,共通する点がほとんどでしたが,そうだったんだ,と思う点もありました。絶対の正解はないとは思いますが,大事なのはコーチ自身も「考えること」なのかと思いました。
で,私自身10年以上小中高生(最近は未就学も)に指導をしていますが,この日の練習を終えて,本当に目からウロコなことばかりでした。一番おっしゃっていたことは「考えること」でした。それも,チームプレイではなく,個人プレイからです。
コーチがメニューの開始時に,あえて多くを言いません。最低限のルールとオーガナイズだけです。セオリーはこうだからに,というのは当然あるのですが,それも言いません。ずっと見守り,時に叱咤します。でも答えを容易くは言いません。例えば3mくらいの範囲内にいるDFをかわす練習があったとします。例えば,パサーからパスをもらう瞬間ずれるとか,間合いを外すとか,色々と基本があります。それも言いません。
私は以前から,「型が大事で,それを実践するからだ作りが大事で,それを実戦に昇華させるべき」と常時意識してました。それはそのコーチの考えと近いのかな,と思います。
違うのは,その型さえも,選手に判断させる,ということ。曰く,「どんな変な形でも,結果がよければいい」ということでした。ただ,その結果を出す為にはどうしたらいいか,全力で考えろ,ということです。そして,その考えを実行できるためのフィジカルをつけさせてあげる,ということでした。
そうですよね。型の美しさを競う競技ではないですよね。私は,フォーメーションを教えこみ過ぎたり,試合でシュートコースさえも指示したり,といった,考えをなくさせるような指導は嫌いです。でも私がここは教え込んでも良いと思っていた「型」さえも,時には教え過ぎに入る場合もあるんですね。
そして,中学生の年代には何をしたら良いのか,と質問したところ,意外にも「体作り」でした。中学生は成長期に入るため,一時的に不器用になります(クラムジーといいます)。そんな時期にあれこれ技術を教えてもよろしくない,とのことでした。それよりは,判断と体幹を鍛える方に時間を費やした方が良いそうです。そうすると後で一気に伸びる,とのことでした。
昔,小学生を教えていた時も,小学生の間に勝たせたい(中学でできないから)とか,小学生に判断は無理だ,とかいう思い込みでいました。でもそれはやはり長い目でみると「ある時期にしか身に付かないものを身につけさせず,その後成長するはずの子を成長させなくしてしまう」という,取り返しのつかないことになりかねないんですね。とりわけスローフォームとコーディネーションですね。
なお,スローフォームは固まってしまったらもう直さない方が良いそうです。3ヶ月くらい,実戦形式の試合なしでひたすら練習したら直るけど,試合をするとすぐ元に戻る,とのこと。つまり直すだけ無駄だそうです。それよりも,そのスローフォームでどうやったらシュートまでいけるか,そちらを練習すべき,とのことでした。
私が今まで考えていたことと,共通する点がほとんどでしたが,そうだったんだ,と思う点もありました。絶対の正解はないとは思いますが,大事なのはコーチ自身も「考えること」なのかと思いました。
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参加方法
- 対象 小学生男女およびその家族(未就学児は保護者同伴で可)
- 練習
日曜日 並木小学校グラウンド
不定期土曜日 桜南小学校体育館
- 参加費 無料(寄付 1回 1-500円程度)
- 参加方法 開催日ごとの参加票に入力の上、直接会場にお越しください。
- 年間参加費
1,000円/年(子供)、2,000円/年(大人)
登録手数料 200円/件・家族
※スポーツ保険+雑費
プロフィール
HN:
Tri-C Ball Party
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
2011年12月から茨城県つくば市並木地区で,ハンドボールを自由に出来る場を作ろうとする,その記録。
2012年に並木ハンドボールスクールと称して数回スクールを開催も諸事情で一旦休止、バーチャルクラブに。
2013年にみんなで自由にボール運動を出来る場を、と隔週で活動再開。徐々に参加者が増える。
そして2015年4月。
ついに「桜東ハンドボールクラブ」として,活動開始!
問い合わせ先
kyazaki001 (at) gmail.com
(at)をアットマークに。
2012年に並木ハンドボールスクールと称して数回スクールを開催も諸事情で一旦休止、バーチャルクラブに。
2013年にみんなで自由にボール運動を出来る場を、と隔週で活動再開。徐々に参加者が増える。
そして2015年4月。
ついに「桜東ハンドボールクラブ」として,活動開始!
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