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桜東ハンドボールクラブは,2015年にできた小学生のハンドボールクラブです。 Tri-C Ball Party (トリック・ボール・パーティ)を開催してます。 Coordination, ball Control, Communicationの頭文字三つ(Tri, トライ)でTri-C(ハイフンはよくわからずつけた)。 小学生・未就学児・そのお父さんお母さんを対象として,ストリートハンドボールやハンドボールを題材に、ボールの投げ方,走り方などを楽しく「練習」します。 「あ,なんかみんなでボール遊びやってる」って思った通りすがりの方,どうぞあがってって下さい。
ハンドボールJ級指導者講習会「子供たちに「伝える」ということ」
<strong>「子供たちに「伝える」ということ」
</strong>
 
 練習や試合中にプレイに関して指示を出すと子供は大抵うなずき、その直後は言われた通りのプレイをする。しかし、10分もすると(中には10秒もすると)は忘れてしまっている。試合終了後に「あんなに言ったのに○×な動きが全然出来ていない」とコーチは毎回嘆く。親も「なんでうちの子はあんなにコーチに何度も言われてるのにあんな簡単な事がなんでできないんだろうか」とがっかり。
 
 だが、ここで練習の風景を思い返してみる。言葉が抽象的だったり、一度にあれこれ言い過ぎたり、話が長過ぎて子供が飽きている...こういう光景が浮かび上がってこないだろうか。これらはすべて「言っているだけ」か「怒鳴っているだけ」なのである。
 
 ジュニア指導者の役割は、集団活動への適応や競技技術を伝えることであろう。ここで間違えやすいのは、一方的に話したり見せたりした時点で「伝えた」ととらえてしまうことである。自分の言葉や行動によって「相手の行動を変える」こと、それこそが「伝える」ということに他ならない。
 
 指導者の指示通りに動くというのは、勝利をねらうべき集団(オリンピック代表、プロスポーツ選手)ではもちろん必要な能力である。ただ、ジュニアの指導者が面するのは、初めてハンドボールをする、初めてスポーツチームに所属する、子供である。
 
 自分は未だ黙って子供を見守ることが出来ずに、ついあれこれと指示を出してしまう。その原因は試合でやる動きを伝えきれていないからだ。それを繕おうとしているからだと思う(もちろん、作戦上の指示は必要だが)。「試合でいかに細かく指示を出すか」から「どれだけ試合を黙って見守っていられるか」という視点がジュニアの指導者として大事になってくるのではないか。
 
 練習してきたプレイを試合で自然に出来る、大人に何も言われなくても自然に挨拶ができる、そんな最初の一回を脳裏に描きながら、自分と子供の成長を待ちたい。
 
2011.01 指導者講習会資料より
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参加方法
  • 対象 小学生男女およびその家族(未就学児は保護者同伴で可)
  • 練習
    日曜日 並木小学校グラウンド
    不定期土曜日 桜南小学校体育館
  • 参加費 無料(寄付 1回 1-500円程度)
  • 参加方法 開催日ごとの参加票に入力の上、直接会場にお越しください。
  • 年間参加費
    1,000円/年(子供)、2,000円/年(大人)
    登録手数料 200円/件・家族
    ※スポーツ保険+雑費
プロフィール
HN:
Tri-C Ball Party
性別:
非公開
自己紹介:
2011年12月から茨城県つくば市並木地区で,ハンドボールを自由に出来る場を作ろうとする,その記録。

2012年に並木ハンドボールスクールと称して数回スクールを開催も諸事情で一旦休止、バーチャルクラブに。

2013年にみんなで自由にボール運動を出来る場を、と隔週で活動再開。徐々に参加者が増える。

そして2015年4月。

ついに「桜東ハンドボールクラブ」として,活動開始!

問い合わせ先
kyazaki001 (at) gmail.com

(at)をアットマークに。
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