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桜東ハンドボールクラブは,2015年にできた小学生のハンドボールクラブです。 Tri-C Ball Party (トリック・ボール・パーティ)を開催してます。 Coordination, ball Control, Communicationの頭文字三つ(Tri, トライ)でTri-C(ハイフンはよくわからずつけた)。 小学生・未就学児・そのお父さんお母さんを対象として,ストリートハンドボールやハンドボールを題材に、ボールの投げ方,走り方などを楽しく「練習」します。 「あ,なんかみんなでボール遊びやってる」って思った通りすがりの方,どうぞあがってって下さい。
12/13 Tri-C Ball Party
この日はちょうど午後に雨がふる予報。でも外は時折小雨がぱらつく程度です。勢いでやるっていったらザーっていうのが、良くあるパターンだったので、ずっと気象庁の降水ナウキャストのページを眺めてました。10分毎くらいにリロードして。最近の予報は解像度が高く、地区単位で雨の予報がわかるんですね。Back to the future 2だ。


で、結局やることにしました。天気を考えて、少人数で短時間、みたいにイメージしてましたが、結局いつも通りの人数が集まりました。天気も全然問題なかったです。

この日はすぐにゲーム形式を、と思ってましたが、新しい子や未就学児も多くいたので、予定を変えて、スクエアパスの練習をいれました。といっても、ハンドボールで一般的なスクエアパスではなく、二人組で、ランパス、プッシュパスなどを組み合わせてコートを二人でぐるぐる回るものです。動きながらいろんな方向にボールを投げる練習が組合わさっているので、短時間で効率のいい練習なんじゃないかな、と思ってます。なれてない子にはお父さんお母さんがペアになってくれましたが、未就学同士でも楽しくやってました。

その後、2−1のパスカット(ばかまわし)をやりました。
また記事に書きますけど、実はこの練習は、ボールスポーツの本質が全部つまってんじゃないか、と思ってます。出来る子には、アタック(身体接触でボールを押さえ込む)も、ありにしました。

この手の練習、小学生男子なんかだと、ふざけちゃって、「まじめにやれ!」と、コーチが活をいれるのがまあ、定番なんですが、子供は面白おかしいものに流れるので、ふざけちゃうっていうのは、練習自体に魅力がないんじゃないかな、と思ってます。ここでも時折そうなるので、そういう時は条件を変更します。例えばパスカットだと、ものすごい遠距離でパスをしあっちゃったり、受け手にぴったりくっついちゃったりします。それだと本質からずれてしまうので、狭い円を書いてその中でやってもらったり、ボールを持っている人を押さえたらDFは勝ち、みたいにします。そうしたら、結構良くなりました。

その後はひたすらゲーム→シュート→パスカット→シュートコンテスト→ゲーム....のローテーションです。






間に大人同士の試合も入れました。以前別のチームで教えていた子が遊びに来てくれて、大人に混ざって実力を発揮してもらいました。同年代でもこれくらい出来るんだ、とみんなびっくり。

ちなみに、いつもは大人にゴールの準備をお願いしてますが、この日は子供が集まってからゴールの準備をしてもらいました。



みんなで協力してやってくれました。

片付けも、いつもみんなにお願いしてます。
なかには遊んじゃう子もいますけど、やってくれる子の方が多いです。
きちんとおうちの人に教わっているんだなー、と思ってみてました。

次回は12/20です。
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12/6 TriC Ball Party
もう12月。随分寒くなってきましたね。

この日の練習は,ちょっと趣向を替えて,色んな練習のしかけを作り,アスレチックのようにクリアしていってもらう,というものにしてみました。ネットで調べると,ヨーロッパの子供向けクラブではこういうのが一般的なようですね。

待ち時間をゼロにすれば,練習に集中できますし,だらだらとやらなくてすみます。あとは子供たちが楽しんで,知らないうちに上達してれば...。スーパーマリオっぽく,出来るだけ,ゲーム感覚にしました。

コーディネーショントレーニングで,ジグザグラン→連続ジャンプ→ダッシュ→腕立て,ボールコントロールトレーニングでは,ジグザグドリブル→ジャンプキャッチ→ワンマンキャッチ...

といった感じで,クリアしていってもらいました。



余談ですが,ゲームとマンガは,情報を伝える手法としては,最強です。最近は問題集がゲーム形式になっていたり,教科書にマンガが使われてますが,コンテンツにむりやりゲームやマンガの皮をかぶせただけのものがほとんどなので,これからの発展に期待です。

さて,この日は,お姉さん(みきとちかこ),お兄さん(けいた)が練習に来てくれましたので,対戦式トレーニングは,年齢別に担当してもらって,1 on1 をやりました。


重心の動かし方なんかを,しっかり教えてくれました。子ども達(特に男子)は,勝負になると本気モードですね。

最後に,いつものマッチプログラムですが,大人の試合を最初にやりましたが,未経験者だったお父さんたちがなんか上手になってて,びっくりしました。けいた(←社会人チームのエース)がちょっと本気モードになったので面白かったです。



子供たちの動きも,上達してました。きちんとランパスで前につないでいくんですね。
隔週・不定期の練習なので,じっくりじっくりなじんでいってもらえればいいなあと思ってます。

ここでやった動きが,他のスポーツにも生きるといいですね。

久しぶりに来てくれた子もいて,嬉しかったです。いつでも気軽に来て下さい。

次回は12/13です。

11/22・11/29 Ball Party
11/22

今月は天候や他の事情で,前回より一ヶ月近く空いてしまいました。
新しい子も含め,20名くらいで行いました。



最初,ちょっと気持ちが乗らなかった子も居ましたが,お父さんが見守ってくれたりボール遊びをしたりしたことで,頑張って参加できました。



新しいメニューは,サークルパス(?)。円を描きながらパスを回すというものです。



マッチメニューにはお母さんも一緒に参加し,楽しく試合しました。









11/29

朝8:00からのにも関わらず,大勢の子がこの日は来てくれました。
この体育館で30名以上です。うひゃー。







この日は,お父さんたちもずっといっしょにやってくれました。
経験者のお父さんたちが指導をして下さいました。




試合を回すのもなかなかばたばたしてしまいましたが,なんとか二回ずつ出来ました。
ボールを持ったらどうしていいか分からなかった子が,空間にボールを投げることが出来てきました。



この日は近隣のチームでやっている子たちが来てくれました。同年代の子がかっこいいプレイをみせてくれ,みんなとても刺激になった様子でした。




11/29をもって,TBPに参加した子の「延べ人数」が1000人を超えました。
チームの母体がなんにもない地区で,ゼロからのスタートでしたが,こんなに多くの方々に参加して頂き,とても嬉しいです。

これからもどうぞよろしくお願いします。
練習の量よりも質を
経験上,子供が競技スポーツを行うとなぜか大人がムキになります。一所懸命このスポーツ一筋でやってほしい。勝たせる為に沢山練習や遠征をしてくれて,コーチはありがたい。親はよくこんな風に考えます。
で,他の事に目もくれず,ハンドボールばかりやります。たいていの子は高校が終わったくらいで競技主体の生活を終えます。それ以上いっても大学でほぼ終わりでしょう。

さあ,引退しました。さて,この子に残るのは何でしょうか。

特に強いチームで一所懸命やってる練習内容は,体作りとセオリーの動きを正確に出来るか,ということが多くないですか?そうすると身に付くのは、「怒られないよう、言われた通りに動く能力」?あと、ハンドボール用のからだ?


記事を要約すると,日本のアスリートの特徴として
  • 一つのスポーツだけを長くする
  • 練習時間が長く,練習そのものにのめり込むことに酔う
一方アメリカのアスリートの特徴として
  • いくつもの習い事を掛け持ちでやるもの
  • 練習時間は短いので,短い時間で成果を出そうとする
  • 優先順位をつける能力が身に付く
日本人は優先順位をつけることができず,ひたすらだらだらと取り組んでしまいがち,ということです。

どう思います?もし小学生のお子さんがいたとして、多感で一生の運動神経を左右するというゴールデンエージの時に、お子さんはチームでどんな練習してますか(強いチームだったら,力の弱い子は,途中からボール拾いだけになってるかもしれないですね)?



そしてこれは日本人の仕事への向き合い方と似てなくないでしょうか。この記事も必読です。


勝てないのは練習時間が少ないからだ、と思っている人は,是非読んで下さい。時間を増やすとクオリティが落ちるという事です。子供が疲れるからではないですよ。クオリティが落ちるのは指示そのものです。



なお,私の偏見ですが,小学生から高校くらいまでのジュニア期は,練習量よりも、素質がある子、または早熟な子が揃うかどうかで勝敗が決まります。なので親は勝ち負けばかり気にしないで,子供が自分から取り組んでいるかどうか、見守ることの方が大事だと思います。 

ちなみにボールパーティは日曜日は3時間くらいやってます。多すぎるかもしれません。飽きる子が多くなったら短くしようと思ってます。でも、あまり飽きる子があまりいませんし,飽きたらブランコとかしてていいよ,と言ってます。今の所,最後までやれる子の方が多いのですが,全員が最後までできるような仕組みを作ることを目指してます。
10/31 Tri-C Ball Party
ちょっと(生活費を稼ぐ為の)仕事が忙しくて,更新遅れました。

10/31には桜南小の体育館でボールパーティを行いました。
最近良く来てくれるお姉さんが,土浦の社会人チームで活躍してる若いお兄さんを連れてきてくれました。シュートテクニック抜群のコーチが来てくれたので,この日はシュートをメインに練習しました。

 




お兄さんコーチのシュートは,これが本物!と言わんばかりの豪速球。
子ども達も目を丸くしてました。



この日も新しくお友達を連れてきてくれた子がいました。お手伝いしてくれる人も増えてきて,少しずつなじんできたような気がします。敷居の高さ0がこのクラブの目標で,通りすがりの子がいつの間にか混ざってるのが理想形。最終目標は,私がいなくても自然に開かれて,来ている大人たちが,今のように自然と子供たちと一緒にいる,というものです。つまり,本来の「遊び」の形ですね。それまで頑張ります。


ひゃっはー


とはいっても,やっぱり練習した以上は,試合をしたくなるものです。 TBPでもみんなゲームの練習は大好きです(勝負が苦手で嫌がっていた子たちも,次第に好きになってきました)。なにより,試合を経験すると子ども達が一気に成長します(大人が勝敗にとらわれなければ,ですが)。

ということで,来年の1月につくばで開かれるローカル大会に参加してみようかと思ってます。
なので,次回からちょっとずつ,本格的なハンドボールのゲームを取り入れて行こうと思います。

この報告は実は11月に書いてて,もう11月の最初のTBPは雨で流れてしまいました。
次回は11/22です。晴れることを願って。


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参加方法
  • 対象 小学生男女およびその家族(未就学児は保護者同伴で可)
  • 練習
    日曜日 並木小学校グラウンド
    不定期土曜日 桜南小学校体育館
  • 参加費 無料(寄付 1回 1-500円程度)
  • 参加方法 開催日ごとの参加票に入力の上、直接会場にお越しください。
  • 年間参加費
    1,000円/年(子供)、2,000円/年(大人)
    登録手数料 200円/件・家族
    ※スポーツ保険+雑費
プロフィール
HN:
Tri-C Ball Party
性別:
非公開
自己紹介:
2011年12月から茨城県つくば市並木地区で,ハンドボールを自由に出来る場を作ろうとする,その記録。

2012年に並木ハンドボールスクールと称して数回スクールを開催も諸事情で一旦休止、バーチャルクラブに。

2013年にみんなで自由にボール運動を出来る場を、と隔週で活動再開。徐々に参加者が増える。

そして2015年4月。

ついに「桜東ハンドボールクラブ」として,活動開始!

問い合わせ先
kyazaki001 (at) gmail.com

(at)をアットマークに。
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