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桜東ハンドボールクラブは,2015年にできた小学生のハンドボールクラブです。 Tri-C Ball Party (トリック・ボール・パーティ)を開催してます。 Coordination, ball Control, Communicationの頭文字三つ(Tri, トライ)でTri-C(ハイフンはよくわからずつけた)。 小学生・未就学児・そのお父さんお母さんを対象として,ストリートハンドボールやハンドボールを題材に、ボールの投げ方,走り方などを楽しく「練習」します。 「あ,なんかみんなでボール遊びやってる」って思った通りすがりの方,どうぞあがってって下さい。
幼児・小学生向けボールトレーニング:一個でお手玉


※イラストの無断転用はダメです。使いたい時は事前に連絡ください。


ボールを片手で頭の上をいったりきたりさせます。ただし,手は伸ばしたままで、キャッチしてください。

また、細かくムネの前でいたりきたりさせます。このとき、ボールを指先で引っかくように投げてください。

幼児はボールの空間位置を把握するのがまだ苦手です。
キャッチ出来なくても、ボールに触れただけでもOKだと思います。

なれないうちは風船を使ってください。
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プログラミング教材「Viscuit」にみる本質を教えるということ
以前,小3の息子をプログラミング教室に連れて行きました。
小3にプログラムなんてできるのかな?しかもたった2時間で。

講師は原田さんという方で,Viscuit(ビスケット)というツールの開発者です(しかも大学の大先輩でした。学部は違うけど。)。

Viscuitはプログラム学習用のツールで,お絵描きツールとプログラミングツールが一体化したWebアプリです(タブレット用も近日中に出るとか)。お絵描きツール上で描いた絵を,自動で動かすことができます。そして,動いている絵がある状態(例えば何かと接触した状態)になった時に,違う動作をするよう,ドラッグアンドドロップの操作で命令しておくことができます。

例えば,ボールの絵と人の絵を書き,ボールと人が重なった時にボールが方向をかえ,人の絵の形をかえることができる,という感じ。つまり,ボールを蹴る動きです。

これのどこがプログラム教室?と思うかもしれませんね。C,Phytonやマクロといった,スクリプトを教えたりする訳ではないです。でも,「あるもの」が,「ある条件になった時」に,「ある動作をする」,というのがプログラミングの本質ですよね。そこの本質だけを,直感的な操作で学べるようにできてます。

一見複雑なプログラム(例えば飛行機の自動操縦とか,お掃除ロボットの動作とか)も,単純な命令が数百と組み合わさってるわけで,Viscuitも命令をいくつも組み合わせることで複雑な動作も指示出来ます。



私が驚愕したのは,Viscuitの面白さもありますが,事象の本質をとらえて,それを受け手に飽きさせず伝える,という手法です。この教室は小学生向けでしたが,子供も大人も夢中になってやっていました。小難しい言語を全く使わず,「プログラミングとはこういう概念なんだ」ということを,この日レクチャーを受けた人全員に伝えることができたと思います。

このレクチャーを受けた後,「サッカーやハンドボールのようなボールスポーツの「本質」はなんだろう?」と,思いました。フェイント?パス?シュート?ディフェンス?体力?


私が出した結論は

「ある対象を,自分が有利になる位置へ,ある制約の中で,動かすこと」

です。なんだか,よく分かりませんよね。

例えば,ハンドボールでは,オフェンスは「自分や仲間(対象)を,シュートを打てる位置へ(有利になる位置),ボールを持っているときは三歩以内かドリブルをしながら(制約),素早く強く走り込む(動かす)こと」ですよね。並行ずらしもフェイントも,ここに集約されます。また,「シュート」の本質は,ボール(対象)を,キーパーがセーブできないゴールマウス内の箇所(有利になる場所)へ,手を使って,6mラインを超えないように(制約),投げ込む(動かす),ということですよね。「ディフェンス」は,自分(対象)を,相手がシュートできなかったりボールをカットできるよう(有利な位置),相手の手をひっぱったり後ろから押したりしないように(制約),フットワークで素早く移動する(動かす)です。

他のスポーツですと,サッカーの制約は「ボールを手で使えない」になります。バスケットは「ドリブル」「ゴールの狭さ」「身体接触なし」,ラグビーは「前にパスできない」,野球はポジション,攻守および各シーンで全く変わります(そう考えるとすごい複雑なスポーツです)。

要は,「人」や「ボール」を「動かす」スポーツなんです。



そしてViscuitに相当するようなツールが,ハンドボールにないかな?と思って考えてみたところ

「2-1(または2-2)のパスカット(パスゲーム)」

かと私は思いました。割とよくやられる練習なんですけど,人やボールがよく動き,ゲーム性もあり,運動量も稼げます。ゲームでいいのですが,他の要素が入りすぎたり,初心者の子によっては全くパスしてもらえないまま終わってしまうこともしばしばです。

エリアを区切ったり,方向性をつけたり(スモールサイドゲーム),パスに制約をしたり(必ずジャンプパス,とか),色々工夫することで,すごく広がると思いました。
12/13 Tri-C Ball Party
この日はちょうど午後に雨がふる予報。でも外は時折小雨がぱらつく程度です。勢いでやるっていったらザーっていうのが、良くあるパターンだったので、ずっと気象庁の降水ナウキャストのページを眺めてました。10分毎くらいにリロードして。最近の予報は解像度が高く、地区単位で雨の予報がわかるんですね。Back to the future 2だ。


で、結局やることにしました。天気を考えて、少人数で短時間、みたいにイメージしてましたが、結局いつも通りの人数が集まりました。天気も全然問題なかったです。

この日はすぐにゲーム形式を、と思ってましたが、新しい子や未就学児も多くいたので、予定を変えて、スクエアパスの練習をいれました。といっても、ハンドボールで一般的なスクエアパスではなく、二人組で、ランパス、プッシュパスなどを組み合わせてコートを二人でぐるぐる回るものです。動きながらいろんな方向にボールを投げる練習が組合わさっているので、短時間で効率のいい練習なんじゃないかな、と思ってます。なれてない子にはお父さんお母さんがペアになってくれましたが、未就学同士でも楽しくやってました。

その後、2−1のパスカット(ばかまわし)をやりました。
また記事に書きますけど、実はこの練習は、ボールスポーツの本質が全部つまってんじゃないか、と思ってます。出来る子には、アタック(身体接触でボールを押さえ込む)も、ありにしました。

この手の練習、小学生男子なんかだと、ふざけちゃって、「まじめにやれ!」と、コーチが活をいれるのがまあ、定番なんですが、子供は面白おかしいものに流れるので、ふざけちゃうっていうのは、練習自体に魅力がないんじゃないかな、と思ってます。ここでも時折そうなるので、そういう時は条件を変更します。例えばパスカットだと、ものすごい遠距離でパスをしあっちゃったり、受け手にぴったりくっついちゃったりします。それだと本質からずれてしまうので、狭い円を書いてその中でやってもらったり、ボールを持っている人を押さえたらDFは勝ち、みたいにします。そうしたら、結構良くなりました。

その後はひたすらゲーム→シュート→パスカット→シュートコンテスト→ゲーム....のローテーションです。






間に大人同士の試合も入れました。以前別のチームで教えていた子が遊びに来てくれて、大人に混ざって実力を発揮してもらいました。同年代でもこれくらい出来るんだ、とみんなびっくり。

ちなみに、いつもは大人にゴールの準備をお願いしてますが、この日は子供が集まってからゴールの準備をしてもらいました。



みんなで協力してやってくれました。

片付けも、いつもみんなにお願いしてます。
なかには遊んじゃう子もいますけど、やってくれる子の方が多いです。
きちんとおうちの人に教わっているんだなー、と思ってみてました。

次回は12/20です。
12/6 TriC Ball Party
もう12月。随分寒くなってきましたね。

この日の練習は,ちょっと趣向を替えて,色んな練習のしかけを作り,アスレチックのようにクリアしていってもらう,というものにしてみました。ネットで調べると,ヨーロッパの子供向けクラブではこういうのが一般的なようですね。

待ち時間をゼロにすれば,練習に集中できますし,だらだらとやらなくてすみます。あとは子供たちが楽しんで,知らないうちに上達してれば...。スーパーマリオっぽく,出来るだけ,ゲーム感覚にしました。

コーディネーショントレーニングで,ジグザグラン→連続ジャンプ→ダッシュ→腕立て,ボールコントロールトレーニングでは,ジグザグドリブル→ジャンプキャッチ→ワンマンキャッチ...

といった感じで,クリアしていってもらいました。



余談ですが,ゲームとマンガは,情報を伝える手法としては,最強です。最近は問題集がゲーム形式になっていたり,教科書にマンガが使われてますが,コンテンツにむりやりゲームやマンガの皮をかぶせただけのものがほとんどなので,これからの発展に期待です。

さて,この日は,お姉さん(みきとちかこ),お兄さん(けいた)が練習に来てくれましたので,対戦式トレーニングは,年齢別に担当してもらって,1 on1 をやりました。


重心の動かし方なんかを,しっかり教えてくれました。子ども達(特に男子)は,勝負になると本気モードですね。

最後に,いつものマッチプログラムですが,大人の試合を最初にやりましたが,未経験者だったお父さんたちがなんか上手になってて,びっくりしました。けいた(←社会人チームのエース)がちょっと本気モードになったので面白かったです。



子供たちの動きも,上達してました。きちんとランパスで前につないでいくんですね。
隔週・不定期の練習なので,じっくりじっくりなじんでいってもらえればいいなあと思ってます。

ここでやった動きが,他のスポーツにも生きるといいですね。

久しぶりに来てくれた子もいて,嬉しかったです。いつでも気軽に来て下さい。

次回は12/13です。

11/22・11/29 Ball Party
11/22

今月は天候や他の事情で,前回より一ヶ月近く空いてしまいました。
新しい子も含め,20名くらいで行いました。



最初,ちょっと気持ちが乗らなかった子も居ましたが,お父さんが見守ってくれたりボール遊びをしたりしたことで,頑張って参加できました。



新しいメニューは,サークルパス(?)。円を描きながらパスを回すというものです。



マッチメニューにはお母さんも一緒に参加し,楽しく試合しました。









11/29

朝8:00からのにも関わらず,大勢の子がこの日は来てくれました。
この体育館で30名以上です。うひゃー。







この日は,お父さんたちもずっといっしょにやってくれました。
経験者のお父さんたちが指導をして下さいました。




試合を回すのもなかなかばたばたしてしまいましたが,なんとか二回ずつ出来ました。
ボールを持ったらどうしていいか分からなかった子が,空間にボールを投げることが出来てきました。



この日は近隣のチームでやっている子たちが来てくれました。同年代の子がかっこいいプレイをみせてくれ,みんなとても刺激になった様子でした。




11/29をもって,TBPに参加した子の「延べ人数」が1000人を超えました。
チームの母体がなんにもない地区で,ゼロからのスタートでしたが,こんなに多くの方々に参加して頂き,とても嬉しいです。

これからもどうぞよろしくお願いします。
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参加方法
  • 対象 小学生男女およびその家族(未就学児は保護者同伴で可)
  • 練習
    日曜日 並木小学校グラウンド
    不定期土曜日 桜南小学校体育館
  • 参加費 無料(寄付 1回 1-500円程度)
  • 参加方法 開催日ごとの参加票に入力の上、直接会場にお越しください。
  • 年間参加費
    1,000円/年(子供)、2,000円/年(大人)
    登録手数料 200円/件・家族
    ※スポーツ保険+雑費
プロフィール
HN:
Tri-C Ball Party
性別:
非公開
自己紹介:
2011年12月から茨城県つくば市並木地区で,ハンドボールを自由に出来る場を作ろうとする,その記録。

2012年に並木ハンドボールスクールと称して数回スクールを開催も諸事情で一旦休止、バーチャルクラブに。

2013年にみんなで自由にボール運動を出来る場を、と隔週で活動再開。徐々に参加者が増える。

そして2015年4月。

ついに「桜東ハンドボールクラブ」として,活動開始!

問い合わせ先
kyazaki001 (at) gmail.com

(at)をアットマークに。
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