桜東ハンドボールクラブは,2015年にできた小学生のハンドボールクラブです。
Tri-C Ball Party (トリック・ボール・パーティ)を開催してます。
Coordination, ball Control, Communicationの頭文字三つ(Tri, トライ)でTri-C(ハイフンはよくわからずつけた)。
小学生・未就学児・そのお父さんお母さんを対象として,ストリートハンドボールやハンドボールを題材に、ボールの投げ方,走り方などを楽しく「練習」します。
「あ,なんかみんなでボール遊びやってる」って思った通りすがりの方,どうぞあがってって下さい。
保育所で
2017.03.03 Friday
ボールパーティと平行して、月一回保育所でボール遊びを教えてます(遊びを教えるって変ですが)。
先月から、新たにもう一つの保育所に行くことになりました。1クラス12名くらいの小さな保育所です。最初はみんな私が準備するのを遠巻きにじーっと見てましたが、ちょっと声をかけて、ラダーやマイクロハードルをやらせてみたら、それだけでキャーキャー大喜び。
ストリートハンドボールを使ってボールハンドリングやったり、リバウンダーやったりしました。このボールはつかみやすいし、顔に当たっても痛くないし、突き指することもないし、キャッチしやすいので、このくらいの子には、とってもいいですね。
5歳児が鷲掴み
サーキット形式にして、各コーナーに保育士さんについてもらい、一緒に楽しんでもらいました。バトンスローや、シュートコーナー(先生がGK)がとても楽しそう。最後には1−1のゲームをやりました。みんなずーっと笑ってました。
ーーー
4, 5歳の子にどうやってハンドボールを教えるの?って聞かれることがあります。
答えは「ハンドボールを教えようとしない」です。
全てのスポーツは制約(ルール)の中で成り立つのですが、小さい子はとにかく楽しみたいのです。なので、「いつも笑ってられること」を目指してメニューを組みます。
楽しみさえすれば、自然と成長の中でルールやセオリーを覚えていきます。例えば小さい子が対象での教室で、小さいコート、小さいゴールで4-5人で試合、という、ミニハンドボールみたいなのをやってるのをよくみます。ですが、コーチが「前!前!」とか「ほら、パス!」とか、ずーっと叫び続けてたり、よくみると一回もボールに触らず突っ立っている子がいたり。得点も全然入らなかったり、表情も無表情だったり。なのにコーチがボールしか見てなかったり。
これくらいの年代は、
・オーバーステップなし
・ゴールエリアなし
・原則は1−1、多くても2−2
・ゴールは普通サイズ
がいいです。
得点しやすいので、自然と最初にシュートを狙うようになります。守る側も自然と相手とゴールの間に位置をとるようになります(←これが実は意外に理解しにくい)。
今回はジャンプシュートは教えませんでしたが、ゲームの中で何人も自然とジャンプシュートを打ってました。勢いつけて投げる方が得点しやすいことを自然に経験したからなんでしょうね。
技術を教える上でこういった「仕掛け作り」が必要です。いちいち怒鳴らなくても、自然とGood Habit(その競技に必要な動きが自然にできること)が身につくように、ですね。例えば「もっとしっかり走り込んでシュートしろよ!」なんて怒鳴るんじゃなく『横に一人DFをつけて、追いつかれる前にシュート』とか、少しでも工夫すればいいのに、って思います。
未就学児は、やはり理解するのに時間がかかります。順番を守らせるのだって、難しい。だからこそ、コーチングに不可欠な要素がたくさん見つけられます。どうやったら、わかりやすく、でも飽きずに、練習できるかなって。
指導者を目指す学生なんかは、最初にこれくらいの年代の子を教えてみたら良いと思います。園児たちを飽きずに楽しませられるようになったら、中高生に対しても「今の言い方は伝わったかな?」とか「効果的に上達するやり方はあるかな?」って考えようとするようになりますよ。
先月から、新たにもう一つの保育所に行くことになりました。1クラス12名くらいの小さな保育所です。最初はみんな私が準備するのを遠巻きにじーっと見てましたが、ちょっと声をかけて、ラダーやマイクロハードルをやらせてみたら、それだけでキャーキャー大喜び。
ストリートハンドボールを使ってボールハンドリングやったり、リバウンダーやったりしました。このボールはつかみやすいし、顔に当たっても痛くないし、突き指することもないし、キャッチしやすいので、このくらいの子には、とってもいいですね。
5歳児が鷲掴み
サーキット形式にして、各コーナーに保育士さんについてもらい、一緒に楽しんでもらいました。バトンスローや、シュートコーナー(先生がGK)がとても楽しそう。最後には1−1のゲームをやりました。みんなずーっと笑ってました。
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4, 5歳の子にどうやってハンドボールを教えるの?って聞かれることがあります。
答えは「ハンドボールを教えようとしない」です。
全てのスポーツは制約(ルール)の中で成り立つのですが、小さい子はとにかく楽しみたいのです。なので、「いつも笑ってられること」を目指してメニューを組みます。
楽しみさえすれば、自然と成長の中でルールやセオリーを覚えていきます。例えば小さい子が対象での教室で、小さいコート、小さいゴールで4-5人で試合、という、ミニハンドボールみたいなのをやってるのをよくみます。ですが、コーチが「前!前!」とか「ほら、パス!」とか、ずーっと叫び続けてたり、よくみると一回もボールに触らず突っ立っている子がいたり。得点も全然入らなかったり、表情も無表情だったり。なのにコーチがボールしか見てなかったり。
これくらいの年代は、
・オーバーステップなし
・ゴールエリアなし
・原則は1−1、多くても2−2
・ゴールは普通サイズ
がいいです。
得点しやすいので、自然と最初にシュートを狙うようになります。守る側も自然と相手とゴールの間に位置をとるようになります(←これが実は意外に理解しにくい)。
今回はジャンプシュートは教えませんでしたが、ゲームの中で何人も自然とジャンプシュートを打ってました。勢いつけて投げる方が得点しやすいことを自然に経験したからなんでしょうね。
技術を教える上でこういった「仕掛け作り」が必要です。いちいち怒鳴らなくても、自然とGood Habit(その競技に必要な動きが自然にできること)が身につくように、ですね。例えば「もっとしっかり走り込んでシュートしろよ!」なんて怒鳴るんじゃなく『横に一人DFをつけて、追いつかれる前にシュート』とか、少しでも工夫すればいいのに、って思います。
未就学児は、やはり理解するのに時間がかかります。順番を守らせるのだって、難しい。だからこそ、コーチングに不可欠な要素がたくさん見つけられます。どうやったら、わかりやすく、でも飽きずに、練習できるかなって。
指導者を目指す学生なんかは、最初にこれくらいの年代の子を教えてみたら良いと思います。園児たちを飽きずに楽しませられるようになったら、中高生に対しても「今の言い方は伝わったかな?」とか「効果的に上達するやり方はあるかな?」って考えようとするようになりますよ。
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参加方法
- 対象 小学生男女およびその家族(未就学児は保護者同伴で可)
- 練習
日曜日 並木小学校グラウンド
不定期土曜日 桜南小学校体育館
- 参加費 無料(寄付 1回 1-500円程度)
- 参加方法 開催日ごとの参加票に入力の上、直接会場にお越しください。
- 年間参加費
1,000円/年(子供)、2,000円/年(大人)
登録手数料 200円/件・家族
※スポーツ保険+雑費
プロフィール
HN:
Tri-C Ball Party
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
2011年12月から茨城県つくば市並木地区で,ハンドボールを自由に出来る場を作ろうとする,その記録。
2012年に並木ハンドボールスクールと称して数回スクールを開催も諸事情で一旦休止、バーチャルクラブに。
2013年にみんなで自由にボール運動を出来る場を、と隔週で活動再開。徐々に参加者が増える。
そして2015年4月。
ついに「桜東ハンドボールクラブ」として,活動開始!
問い合わせ先
kyazaki001 (at) gmail.com
(at)をアットマークに。
2012年に並木ハンドボールスクールと称して数回スクールを開催も諸事情で一旦休止、バーチャルクラブに。
2013年にみんなで自由にボール運動を出来る場を、と隔週で活動再開。徐々に参加者が増える。
そして2015年4月。
ついに「桜東ハンドボールクラブ」として,活動開始!
問い合わせ先
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(at)をアットマークに。
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