桜東ハンドボールクラブは,2015年にできた小学生のハンドボールクラブです。
Tri-C Ball Party (トリック・ボール・パーティ)を開催してます。
Coordination, ball Control, Communicationの頭文字三つ(Tri, トライ)でTri-C(ハイフンはよくわからずつけた)。
小学生・未就学児・そのお父さんお母さんを対象として,ストリートハンドボールやハンドボールを題材に、ボールの投げ方,走り方などを楽しく「練習」します。
「あ,なんかみんなでボール遊びやってる」って思った通りすがりの方,どうぞあがってって下さい。
怒ってパズドラをクリアさせるか?
2015.07.09 Thursday
体育協会のスポーツ指導員に二ヶ月に一回送られてくる「Sports japan」という雑誌があります。
その中のある記事。最初にこう始まります。
スポーツは、「何かを得るためにするものだ」と思い込んでる人が日本に多いことを意味します。
まずは、しつけの場と捉えられてしまうこと。
そして、優劣の比較の場と捉えられてしまうこと、です。
とりわけ、期間が限られると(例えば小学生大会,インターハイなど)後者はより顕著になります。
小学生のハンドボールは,サッカーや野球などと違い,チーム数がすごく少ないので,3-4回勝つだけで全国大会に行けてしまいます(茨城の場合)。なのでつい子供以上に大人がムキになってしまうことが多いのです。
チームが全国に行った、優勝した、という、いわばスポーツの「オマケ」を欲しがるのは,実は多くの場合は大人側です。
子供は,全国大会だろうと町内大会だろうと,試合ができれば夢中になるんです。楽しいからやるんです。
大人の見栄がその価値を変えてしまいます。
さて,雑誌で紹介されている指導者は
「やっているうちに子供が笑顔になっていく。それが嬉しいんです。」
と言います。すごく共感できます。
ちなみにそのスポーツは「アルティメット」。フリスビーを使ったラグビーです。
楽しそう。
このスポーツ,審判がいないそうです。
選手同士でジャッジをするんだとか。
小学生の時友達とスポーツを楽しんでいた時,審判はみんなでやってました。
ジャッジしたりされたりすることで,ひいきしたりずるをすると相手は面白くないだろうな,ということを学んでいった気がします。
試合中にベンチや応援席の大人が審判を大声で罵倒するのを何回も見てます。
自分の権利を主張するために,なりふり構わず怒鳴りちらす大人を近くで見ていた子供たち。
本当は,審判は「自分たちの試合をコーディネートしてくれる仲間」なのにね。
「でも,厳しい指導で強く育つなら...」と思う人もいるのかもしれません。
じゃあ,ジュニアで厳しく育てられた日本は,楽しみながら大きくなったスペインよりも強いんでしょうか。
時間あるときに見てみてください。
その中のある記事。最初にこう始まります。
「初めてスペインで子ども達のサッカーを見た時,驚いたことがある。なぜ日本のコーチは怒鳴るのか。
大人の怒鳴り声が,ない。
野球しかり。サッカーしかり。日本で子供たちの試合を見に行くと,ほぼ100パーセント,コーチやら監督やらの怒鳴り声が聞こえてくる。」
(中略)
「なぜ日本とスペインでは違うのか。スペインのスポーツは娯楽。やってみたいから始め,楽しいから続ける。」
(中略)
「コーチの仕事は,上手くなりたい子供,勝ちたい子供にアドバイスをすることであって,上手くさせるために,勝たせるために怒鳴ることでは断じてない。」
(中略)
「スペイン人の感覚からすれば,子供を怒鳴りつけている日本人の大人は,パズドラをクリアできない子供を怒鳴りつけているのと同じ,である。」
(金子達仁 2015 Sports japan, 40-41)
スポーツは、「何かを得るためにするものだ」と思い込んでる人が日本に多いことを意味します。
まずは、しつけの場と捉えられてしまうこと。
そして、優劣の比較の場と捉えられてしまうこと、です。
とりわけ、期間が限られると(例えば小学生大会,インターハイなど)後者はより顕著になります。
小学生のハンドボールは,サッカーや野球などと違い,チーム数がすごく少ないので,3-4回勝つだけで全国大会に行けてしまいます(茨城の場合)。なのでつい子供以上に大人がムキになってしまうことが多いのです。
チームが全国に行った、優勝した、という、いわばスポーツの「オマケ」を欲しがるのは,実は多くの場合は大人側です。
子供は,全国大会だろうと町内大会だろうと,試合ができれば夢中になるんです。楽しいからやるんです。
大人の見栄がその価値を変えてしまいます。
さて,雑誌で紹介されている指導者は
「やっているうちに子供が笑顔になっていく。それが嬉しいんです。」
と言います。すごく共感できます。
ちなみにそのスポーツは「アルティメット」。フリスビーを使ったラグビーです。
楽しそう。
このスポーツ,審判がいないそうです。
選手同士でジャッジをするんだとか。
小学生の時友達とスポーツを楽しんでいた時,審判はみんなでやってました。
ジャッジしたりされたりすることで,ひいきしたりずるをすると相手は面白くないだろうな,ということを学んでいった気がします。
試合中にベンチや応援席の大人が審判を大声で罵倒するのを何回も見てます。
自分の権利を主張するために,なりふり構わず怒鳴りちらす大人を近くで見ていた子供たち。
本当は,審判は「自分たちの試合をコーディネートしてくれる仲間」なのにね。
「でも,厳しい指導で強く育つなら...」と思う人もいるのかもしれません。
じゃあ,ジュニアで厳しく育てられた日本は,楽しみながら大きくなったスペインよりも強いんでしょうか。
時間あるときに見てみてください。
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参加方法
- 対象 小学生男女およびその家族(未就学児は保護者同伴で可)
- 練習
日曜日 並木小学校グラウンド
不定期土曜日 桜南小学校体育館
- 参加費 無料(寄付 1回 1-500円程度)
- 参加方法 開催日ごとの参加票に入力の上、直接会場にお越しください。
- 年間参加費
1,000円/年(子供)、2,000円/年(大人)
登録手数料 200円/件・家族
※スポーツ保険+雑費
プロフィール
HN:
Tri-C Ball Party
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
2011年12月から茨城県つくば市並木地区で,ハンドボールを自由に出来る場を作ろうとする,その記録。
2012年に並木ハンドボールスクールと称して数回スクールを開催も諸事情で一旦休止、バーチャルクラブに。
2013年にみんなで自由にボール運動を出来る場を、と隔週で活動再開。徐々に参加者が増える。
そして2015年4月。
ついに「桜東ハンドボールクラブ」として,活動開始!
問い合わせ先
kyazaki001 (at) gmail.com
(at)をアットマークに。
2012年に並木ハンドボールスクールと称して数回スクールを開催も諸事情で一旦休止、バーチャルクラブに。
2013年にみんなで自由にボール運動を出来る場を、と隔週で活動再開。徐々に参加者が増える。
そして2015年4月。
ついに「桜東ハンドボールクラブ」として,活動開始!
問い合わせ先
kyazaki001 (at) gmail.com
(at)をアットマークに。
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