桜東ハンドボールクラブは,2015年にできた小学生のハンドボールクラブです。
Tri-C Ball Party (トリック・ボール・パーティ)を開催してます。
Coordination, ball Control, Communicationの頭文字三つ(Tri, トライ)でTri-C(ハイフンはよくわからずつけた)。
小学生・未就学児・そのお父さんお母さんを対象として,ストリートハンドボールやハンドボールを題材に、ボールの投げ方,走り方などを楽しく「練習」します。
「あ,なんかみんなでボール遊びやってる」って思った通りすがりの方,どうぞあがってって下さい。
上手な人は、上手に教えられない
2019.03.16 Saturday
これはあくまで私の経験上のものですが、ほぼ断言してもいいと思うことがあります。
実は、ある競技が上手な人は、その競技をなかなか上手に教えられないのです。
なぜなら、上手な人は、
・身体能力が比較的高い場合が多く、自分が他人に比べて圧倒的に劣勢になった経験がない
・勝利体験が多く、それを指導チームに求めがち
・意識しなくても上手にできてしまうので、技術を得るための段階を分解・言語化することに慣れていない
からです。
そもそも、指導者の競技スキルに関わらず、上手な子、力のある子にばかり、目を配りがちでしょう。例えば、試合があると、大勢の中で必ず目立つ子が現れます。その試合の話をすると、そういう子の事だけが話題になるんですね。でも、その影には、試合でもパスをもらいたいのに誰もボールを回してくれない、っていう子がたくさんいたんですよね。その子たちのことを気にかけていたのが、その子の保護者だけだった、なんてなったら、指導者が役割を果たしているとは言えないですね。
ですが、そんなとき、「上手じゃない」指導者は、試合でパスをもらえないのに似たような経験をしているはず。その負の経験が、選手・子供をくまなく見られる能力に結びつくことが多いと思います(指導者がひねくれちゃってなければ)。
指導がうまくいくかどうかは「どうしたら選手に成功体験を得られるか」にかかっています。
「試合での勝利」は、成功体験の十分条件だけど必要条件ではありません。
ハンドボールでいえば、キャッチがまともにできない、シュートがゴールまで届かない子に、競技内で成功体験を得られる機会はなかなかありません。だからこそ、運動が苦手な子にこそ、成功体験を得られる機会をたくさん与えることが、コーチの役目なんじゃないかなと思います。本当にわずかな事でいいので、目を配ってあげたいですね。「今のパスを、よく落とさなかったね」とか、「きちんとゴールのハジをねらったね」とか、「よく頑張って守りに戻ろうとしたね」など。「結果」ではなく「過程」に声をかけるべきです。だからコーチは常に全員をみてあげないとならないですね(なので私は、人数が足りなくても練習には絶対に混ざりません)。
上手な子は自分で成功体験を重ねられるので、勝手にうまくなっていきます。練習でそういう選手ばかりいじってて、その選手が卒業などでいなくなった途端に消えていくチームもあります。「今年は、うちはダメだ、よくない」なんてぼやく指導者の声を度々聞きます。その後ろで頑張っている子たちが目に入るので、ちょっと残念な気持ちになります。
実は、ある競技が上手な人は、その競技をなかなか上手に教えられないのです。
なぜなら、上手な人は、
・身体能力が比較的高い場合が多く、自分が他人に比べて圧倒的に劣勢になった経験がない
・勝利体験が多く、それを指導チームに求めがち
・意識しなくても上手にできてしまうので、技術を得るための段階を分解・言語化することに慣れていない
からです。
そもそも、指導者の競技スキルに関わらず、上手な子、力のある子にばかり、目を配りがちでしょう。例えば、試合があると、大勢の中で必ず目立つ子が現れます。その試合の話をすると、そういう子の事だけが話題になるんですね。でも、その影には、試合でもパスをもらいたいのに誰もボールを回してくれない、っていう子がたくさんいたんですよね。その子たちのことを気にかけていたのが、その子の保護者だけだった、なんてなったら、指導者が役割を果たしているとは言えないですね。
ですが、そんなとき、「上手じゃない」指導者は、試合でパスをもらえないのに似たような経験をしているはず。その負の経験が、選手・子供をくまなく見られる能力に結びつくことが多いと思います(指導者がひねくれちゃってなければ)。
指導がうまくいくかどうかは「どうしたら選手に成功体験を得られるか」にかかっています。
「試合での勝利」は、成功体験の十分条件だけど必要条件ではありません。
ハンドボールでいえば、キャッチがまともにできない、シュートがゴールまで届かない子に、競技内で成功体験を得られる機会はなかなかありません。だからこそ、運動が苦手な子にこそ、成功体験を得られる機会をたくさん与えることが、コーチの役目なんじゃないかなと思います。本当にわずかな事でいいので、目を配ってあげたいですね。「今のパスを、よく落とさなかったね」とか、「きちんとゴールのハジをねらったね」とか、「よく頑張って守りに戻ろうとしたね」など。「結果」ではなく「過程」に声をかけるべきです。だからコーチは常に全員をみてあげないとならないですね(なので私は、人数が足りなくても練習には絶対に混ざりません)。
上手な子は自分で成功体験を重ねられるので、勝手にうまくなっていきます。練習でそういう選手ばかりいじってて、その選手が卒業などでいなくなった途端に消えていくチームもあります。「今年は、うちはダメだ、よくない」なんてぼやく指導者の声を度々聞きます。その後ろで頑張っている子たちが目に入るので、ちょっと残念な気持ちになります。
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参加方法
- 対象 小学生男女およびその家族(未就学児は保護者同伴で可)
- 練習
日曜日 並木小学校グラウンド
不定期土曜日 桜南小学校体育館
- 参加費 無料(寄付 1回 1-500円程度)
- 参加方法 開催日ごとの参加票に入力の上、直接会場にお越しください。
- 年間参加費
1,000円/年(子供)、2,000円/年(大人)
登録手数料 200円/件・家族
※スポーツ保険+雑費
プロフィール
HN:
Tri-C Ball Party
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
2011年12月から茨城県つくば市並木地区で,ハンドボールを自由に出来る場を作ろうとする,その記録。
2012年に並木ハンドボールスクールと称して数回スクールを開催も諸事情で一旦休止、バーチャルクラブに。
2013年にみんなで自由にボール運動を出来る場を、と隔週で活動再開。徐々に参加者が増える。
そして2015年4月。
ついに「桜東ハンドボールクラブ」として,活動開始!
問い合わせ先
kyazaki001 (at) gmail.com
(at)をアットマークに。
2012年に並木ハンドボールスクールと称して数回スクールを開催も諸事情で一旦休止、バーチャルクラブに。
2013年にみんなで自由にボール運動を出来る場を、と隔週で活動再開。徐々に参加者が増える。
そして2015年4月。
ついに「桜東ハンドボールクラブ」として,活動開始!
問い合わせ先
kyazaki001 (at) gmail.com
(at)をアットマークに。
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