その中のある記事。最初にこう始まります。
「初めてスペインで子ども達のサッカーを見た時,驚いたことがある。なぜ日本のコーチは怒鳴るのか。
大人の怒鳴り声が,ない。
野球しかり。サッカーしかり。日本で子供たちの試合を見に行くと,ほぼ100パーセント,コーチやら監督やらの怒鳴り声が聞こえてくる。」
(中略)
「なぜ日本とスペインでは違うのか。スペインのスポーツは娯楽。やってみたいから始め,楽しいから続ける。」
(中略)
「コーチの仕事は,上手くなりたい子供,勝ちたい子供にアドバイスをすることであって,上手くさせるために,勝たせるために怒鳴ることでは断じてない。」
(中略)
「スペイン人の感覚からすれば,子供を怒鳴りつけている日本人の大人は,パズドラをクリアできない子供を怒鳴りつけているのと同じ,である。」
(金子達仁 2015 Sports japan, 40-41)
スポーツは、「何かを得るためにするものだ」と思い込んでる人が日本に多いことを意味します。
まずは、しつけの場と捉えられてしまうこと。
そして、優劣の比較の場と捉えられてしまうこと、です。
とりわけ、期間が限られると(例えば小学生大会,インターハイなど)後者はより顕著になります。
小学生のハンドボールは,サッカーや野球などと違い,チーム数がすごく少ないので,3-4回勝つだけで全国大会に行けてしまいます(茨城の場合)。なのでつい子供以上に大人がムキになってしまうことが多いのです。
チームが全国に行った、優勝した、という、いわばスポーツの「オマケ」を欲しがるのは,実は多くの場合は大人側です。
子供は,全国大会だろうと町内大会だろうと,試合ができれば夢中になるんです。楽しいからやるんです。
大人の見栄がその価値を変えてしまいます。
さて,雑誌で紹介されている指導者は
「やっているうちに子供が笑顔になっていく。それが嬉しいんです。」
と言います。すごく共感できます。
ちなみにそのスポーツは「アルティメット」。フリスビーを使ったラグビーです。
楽しそう。
このスポーツ,審判がいないそうです。
選手同士でジャッジをするんだとか。
小学生の時友達とスポーツを楽しんでいた時,審判はみんなでやってました。
ジャッジしたりされたりすることで,ひいきしたりずるをすると相手は面白くないだろうな,ということを学んでいった気がします。
試合中にベンチや応援席の大人が審判を大声で罵倒するのを何回も見てます。
自分の権利を主張するために,なりふり構わず怒鳴りちらす大人を近くで見ていた子供たち。
本当は,審判は「自分たちの試合をコーディネートしてくれる仲間」なのにね。
「でも,厳しい指導で強く育つなら...」と思う人もいるのかもしれません。
じゃあ,ジュニアで厳しく育てられた日本は,楽しみながら大きくなったスペインよりも強いんでしょうか。
時間あるときに見てみてください。
朝晩は涼しくて寝やすいのですが。
さて,7月ですが,以下の日程で行います。
7/12(日) 14:00-16:30くらい 並木小グラウンド
...
...
...
...
一回だけ?
いえ,本当はもう二回ほど計画してますが,まだちょっと確定でありません。
可能性があるのは,
7/18(土) 8:30-9:50 桜南小体育館
7/19(日)14:00-16:30 並木小グラウンド
です。
また確定しましたらwebやメーリングリストなどでご連絡します。
なお,参加の詳細については
「参加方法,運営など」
をご覧下さい。
週末が雨天の予報ということと,体育館が使えることになったこともあって,急遽土曜日の朝にBPを行いました。
土曜の朝で,しかもちょっと急だったので,3-4家族くらいかな,と思ってたら,全然普通に皆さん来てくれました。
ハンドボールには少々狭いとはいえ,さすが体育館(?)。
いつもと違う環境にちょっとみんな興奮気味でした。
鬼ごっこなどでからだをあたため,いつものグルーピングでパスをし,サーキットボールトレーニングを行い,最後にゲームをしました。
時間が一時間ちょっとしかなかった上,時間を間違えた(時計が止まっていた)のとかで,ちょっとばたばたしてしまいましたが,無事開催できました。
で,次の日は予報通り雨。かと思いきや,絶好の運動日和となりました。
なので,こちらも予定通り開催しました。
連続なので(この集いの趣旨からすると)ちょっと大変かと思いましたが,前の日に来れなかった子や,もっともっとやりたい,と言って来てくれた子がいたりで,結局いつも通りの人数でやりました。この日も新しいお友達が来てくれました。
日曜のテーマは「突破」。
自分でドリブルしながら前に走るため,「ドリブル」の練習を沢山しました。
攻めと守りは表裏一体だと思うのでドリブルをカットする練習もしました。
ちなみにハンドボールのドリブルはバスケットと同じで,
- 連続してボールをついている間は何歩でも歩ける
です。ただ,ちょっと違うルールがあって,
- ドリブルしていない時は三歩動ける(バスケは実質一歩)。ただし,ピボットはなし。
- ボールを下から救い上げるようなドリブルは反則(ボールを持ったとみなされる)。
です。ルールについて詳しくはこちら。
さて,いつもやってるパスカットはちょっと割愛して,シュートサーキットトレーニングとして,ランニングシュート,ジャンプシュート,ドリブルからのシュートなどを行いました。
実は今回初めて固いボール(=普通の0,1号球)を使ってみました。多少はすっぽ抜けたりしてしまいましたが,初めての割には上手に投げられてました。ストリートハンドボールのおかげでしょうか。
その後は,ゲーム形式の練習で,
狭いコートでの2−2で数的有利の中でノーマークを探す練習や,
1−1のシュート合戦でのシューターキーパーの駆け引きや,
そして,2年目にして初めてのフルコートでの試合をしました。
ドリブル突破が課題だったので,コートが広い方が良いと思ったからです。
で,今この写真みると,みんなびっくりするくらい直立不動ですね。
「元気一杯走りました」とキャプションをつけようかと思ったのですが。
今回は久しぶりに来てくれた子がいて,嬉しかったです。また,いつも通り,お父さんお母さんにはサポート頂きました。中には私よりも的確に子供を指示をして下さった方もいらっしゃり,大変助かりました。
休憩時間には大人と子供とでキャッチボールをしたりと,良い雰囲気でした。
次回は,7/12を予定してます。
7月は諸事情であまりできないかもしれません。すみません。
でも最低でも二回は確保したいと思います。
不定期になるかもしれませんが,ご理解頂ければと思います。
6/27(土)
8:30-9:50(集合8:20)
桜南小学校体育館
- 対象 小学生男女およびその家族(未就学児は保護者同伴で可)
- 練習
日曜日 並木小学校グラウンド
不定期土曜日 桜南小学校体育館
- 参加費 無料(寄付 1回 1-500円程度)
- 参加方法 開催日ごとの参加票に入力の上、直接会場にお越しください。
- 年間参加費
1,000円/年(子供)、2,000円/年(大人)
登録手数料 200円/件・家族
※スポーツ保険+雑費
2012年に並木ハンドボールスクールと称して数回スクールを開催も諸事情で一旦休止、バーチャルクラブに。
2013年にみんなで自由にボール運動を出来る場を、と隔週で活動再開。徐々に参加者が増える。
そして2015年4月。
ついに「桜東ハンドボールクラブ」として,活動開始!
問い合わせ先
kyazaki001 (at) gmail.com
(at)をアットマークに。
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