結構早くから何人か来てくれたのですが、ブランコしたり池を覗き込んだりと、準備には消極的(というか、気が散っている)。いつもなら声をかけて一緒に準備をするのですが、今日はちょっとやり方を変えました。
「みんな、今日は何をしたい?」
「試合!」「しあいっ!」「しアィ!」
「じゃあ、準備をみんなでしたら、もう試合やっちゃおうか」
「わーーーーー!」
みたいな感じで、一瞬で準備が終わりました。
主体的ってすごい。
ちょっとだけアクティブチャイルドプログラムのメニューをやってから、もうあとはひたすらゲーム。
高学年は本当に試合だけしかやりませんでした。8試合くらいできて、みんな満足そうでした。しかも、よくみていると、いつもは割と気が散りがちで砂遊びとか初めてしまうような子が、休憩時間にパス練習をしてました。
やっぱり主体的ってすごい。
低学年は、いつも通り、走ったりボール遊びをしたりサーキットをしたり。
そのあとでゲームをやりました。初めて来た子がいきなり点を決めたりしてて、面白かったです。
次回は、10/17(土)8:00- 桜南小体育館です。
13:30-16:00くらい
場所 並木小学校グラウンド
11月17日(土)
8:00-9:45
場所 桜南小学校体育館
11月24日(土)
8:00-9:45
場所 桜南小学校体育館
( 11/3変更)
11月25日(日)
13:30-16:00
並木小学校グラウンド
出張などの都合で、日曜日があんまりできません。
すみませんが、よろしくお願いします。
ー遊びとは「自己決定と有能さの認知を追求するために内発的に動機付けられた状態」であるー
2018年の10月に東京学芸大学で開催されたスポーツ指導者講習会に参加してきました。演題は「幼児期からのアクティブ・チャイルド・プログラム普及講習会」です。アクティブ・チャイルド・プログラム(ACP)というのは、ざっくりというと、幼児期や小学生低学年向けの運動遊びです。「幼児期の遊びってお遊戯みたいなの?」って思うかもしれません。でも、実はまさにスポーツの本質を体験してきました。
最初の講義(吉田伊津美先生)では、子供達の運動能力が1980年代から一気に低下していることを聞きました。特に全年代に渡ってです。その原因は色々あるのですが、少なくとも遊びの中でいろんな動作をしなくなったのは事実です。それを解決しようと考え出されたのが ACPです。といっても内容はすごく特別、というわけではありません。子供のころにやった遊びを体系化したものです(体系化しないと遊べない、とも言える)。
(2018.11.07 一部訂正しました)
全てのプログラムの原則は「内発的」であること。内発的とは簡単に言うと「ワクワクする!」っていう気持ちのことです。ストレッチでさえも「カレー作り」と称して楽しませる徹底っぷりです。
もう一つ、「全員の運動量を確保すること」です。一部の快活な子だけが動き回って、おとなしい子はただ見てるだけ、ということは避けるようになってます。
実技ではいくつかのプログラムを紹介してもらいました(佐藤善人先生・青野博先生)。もう、全てのプログラムが面白かったので、こちらをご覧ください。
アクティブ・チャイルド・プログラム(日本スポーツ協会のHPへ)
新聞紙で作ったフリスビーで遊んだり、チーム戦の鬼ごっこみたいな遊びをしたり。初めて会った大人同士が笑顔で楽しんでました。子供が楽しくないはずがないですね。
...実は、正直なことを言うと、今回紹介されたメニューは、結構自分で実践していたものに近かったです。海外のハンドボールトレーニングの動画をみると、幼少期のメニューは非常にゲーム性の高いもので構成されていて、このプログラムに近いものが多いのです。この点からも、海外では外発的(例えば、怒鳴って言うことをきかせる指導)ではなく、内発的な動機付けこそ、競技力を高めるのに効果的であると考えているのがわかります。今回も講師の先生方の言葉遣いや声かけは絶妙で、「次はどんな楽しいことするんだろう」ってワクワクさせてもらえました。こっちも大人なのに。
これからもTBPではどんどんACPをアレンジして取り入れていこうと思います。
ちょっとしたことかもしれませんが、講義の中で競技の「結果」と「成績」をきちんと分けて使われていたことに、感銘を受けました。多くの指導者が気にするのは「成績」なんですね。一方で、そのスポーツに取り組んだ「結果」というのは、「取り組んだ本人が(勝負に負けたり、できなかったプレイができるようになったりして)どれだけ気持ちが震えたか」という点だと思います。それは賞味期限の短い「成績」をはるかに凌駕するものなんですね。
そこを拾ってあげることや気づかせてあげること(だけ)が、指導者の仕事だと思います。
今日は、今期最高の41名が集まりました。中には他のスポーツクラブが終わってから駆けつけてくれた子もいました。
低学年・未就学児だけで20名くらいいたので、とも隊長の本領発揮...のはずが、学校の文化祭のため、おやすみ。そこで、(もはや)指導経験豊富なお父さん方が総動員でみてくれました。
最初にアクティブチャイルドプログラム(先週講習会に行ってきました)の中から、ねずみにがしや、ことろことろ、人間知恵の輪などをやりました。たとえば、8人くらいのグループを作ってそれぞれ鬼とターゲットを決め、ターゲットとそれ以外が輪になって、ターゲットが鬼に捕まらないように回転しながら逃げる、というものです。このプログラムは大変よく考えられてて、どんなにやる気のなさげな子でも、夢中になって全力で走ります。辛いフットワークで指導者が「しっかり走れ!」なんて怒鳴るのをみますが、そんな必要が全くありません。むしろそんな単調なフットワーク以上に、足さばきも心肺機能も向上しますね、間違いなく。
その後、数人組みでパスをしたり、パスカットをしたりしました。お父さんたちがそれぞれの子供達の担当について、指導をしてくれました。パスについては、全力で遠投、パスフェイクからのパス、ジャンプパスなどをやったあとにパスカットを入れたので、みんな大分工夫をするようになりました。
人数が多かったので、サーキット組みと、試合組みとで別れて、お父さんたちも手分けをして、試合とサーキットに関わってくれました。
サーキットは、リバウンダーを使ったスローからのシュートと、ドリブルからのシュートから1−1のシュートなどをやりました。
人数は多かったですが、試合もたくさんできて、自然とハンドボールの動きがみられるようになってきました。競技特有の動きは全く教えてない(大会を目的にしてないので)のに、子供って本当にすごいと思いました。低学年のある男の子は、練習でやったパスフェイクを試合で使っていましたし、高学年のある男の子は巧みなドリブルワークを試合で披露しました。感動しました。
さて、11月は私の仕事の都合で体育館が多くなりそうです。また連絡します。
いつものボールハンドリングに、「ボールを投げ上げて360度ジャンプしてキャッチ」など、新しいメニューもまぜてみました。
また、必須メニューの2-1パスカットですが、止まってボールを放り投げちゃうことが多いので、最初は真ん中のDFはボールの方を向くだけ、OFはDFの周りを回りながらパスを出すこと、と指定しました。そうすると、落ち着いて仲間の動きの先にボールを出す余裕もできますし、DFもボールの方を向く癖がつきます。その後制限を取り払ってフリーにすると...すごく上手になりました(次回まで覚えていてくれるとなお良し)。
この日は、低学年はとも隊長のもと、鬼ごっこ系を中心に行いました。思いっきり走ったり急停止したりして、楽しかったようです。
高学年は、せっかくの体育館なのでマットを使った倒れこみシュートをたくさんやりました。
からだを投げ出して投げると自然と勢いがつきますね。
そのあとはひたすら試合。お父さんもたくさん集まったのでお父さんの試合もできました。
みんなで片付け
- 対象 小学生男女およびその家族(未就学児は保護者同伴で可)
- 練習
日曜日 並木小学校グラウンド
不定期土曜日 桜南小学校体育館
- 参加費 無料(寄付 1回 1-500円程度)
- 参加方法 開催日ごとの参加票に入力の上、直接会場にお越しください。
- 年間参加費
1,000円/年(子供)、2,000円/年(大人)
登録手数料 200円/件・家族
※スポーツ保険+雑費
2012年に並木ハンドボールスクールと称して数回スクールを開催も諸事情で一旦休止、バーチャルクラブに。
2013年にみんなで自由にボール運動を出来る場を、と隔週で活動再開。徐々に参加者が増える。
そして2015年4月。
ついに「桜東ハンドボールクラブ」として,活動開始!
問い合わせ先
kyazaki001 (at) gmail.com
(at)をアットマークに。
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